ベントレー奮闘日記

ベントレーグラハム

2000年生まれ。イギリス・ミドルズブラ出身。
2019年UALグラフィックデザインを学んだ後、2020年にUALファッションデザイン基礎学科にて学ぶ。
2020年9月からウエストミンスターのファッションデザイン学科に入学予定。
現在ノッティンガムのヴィヴィアン・ウエストウッドに勤務。

アーティストステートメント

誰だってさらけ出す恐怖がある。僕の作品は物理的に晒される事や、病気に対する恐怖だったりを反映していて、何よりも僕らの世代で最も問題とされているメディアが影響している。
成長と共に見ず知らずのうちにこれらの問題に気付き、影響をとても受けてきた。
僕はイギリスのとても田舎に住んでいて、たまに孤立しているような感覚にもなるけど、自然の中で一人で過ごすことによって、自分自身を理解する事ができるとてもいいきっかけにもなっている。
都会で勉強をし、住む、それと同じくらいに自然を理解するとこができるバランスの中にいる。

イギリスで育ち、ここでは僕らの世代は自分自身の個性を探すことにもがいていることに気づく。
皆んな同じ物を買っているし。ほとんどの人が自分自身の意見を持ってないように感じる。
オンラインから与えられる情報の中で自分自身を探し出そうと、もがきながらバランスを探し出すのだけれど、その姿ももはや露頭に迷っている。
現代において他人から見たいものは、たとえあなたが情熱を向けて取り組んだ事でさえ、簡単に見失しなわさせられる。

現在の状況

アントワープ大学にとても行きたかったんだけど、インタビューまで行ったところで落選してしまいました。
自分自身で分かっているのですが、作品について何か話そうとする時、僕は自分の作品に対する自らの理解が欠けています。
自分自身をより知っていく事、この事について主に小西翔から学んでいきたいと考えています。

今はアントワープを受験し直すか迷っていて、と言うのもこの大学は自分にとてもあっていると思うし、僕にはまだまだたくさん学ぶ事があることは知っているのですが、今年の受験ではとてもいい線にきていたと感じるからです。
翔と僕は気が合うと思います。
僕が感じるに、僕らは違った場所で生まれ育ったんですが、似た生い立ちをしており、彼の言っている事や考えをとても身近に感じる事ができるからです。
僕は昔から彼の作品に感銘を受けていたからこそ、素直に彼の話を聞く事ができています。
僕は彼のクリエイティブビジョンを信じていて、彼から学ぶことは沢山あると感じています。

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